『編集長殺し4』明日18日発売! オシャデザ退散! オシャデザ退散ッ!!
どうもどうも〜。編集(岩)です。
やばいよやばいよ〜。古傷がいたむよ〜。
そんな気持ちで編集しました。
『編集長殺し4』が明日18日発売でございます!
編集部るぽラノベとして、これまで様々な編集あるあるを取り扱ってきた本作。
今回のテーマはずばり「デザイン」ですね。
会社見学に来た少年少女によく話すのですが、
ライトノベル制作、いや書籍全般の制作において非常に重要なのが、この「デザイン」ってやつなのです。
著者や、イラストレーターが重要なのは言わずもがなでわかると思うんですが、
実はデザイナーさんもめっちゃ大事なのよ、っていう話です。
デザインって、端的に言って、こちらがどういう風に伝えたいかが凝縮されているというか。
あまたある可能性の中から、編集者が「これ!こう伝えたいの!」というイメージにそって、デザイナーさんにつくってもらうものなんです。
特に本において、カバーは「顔」。見た目が9割のアレです。
そこで、イラストレーターさんに素晴らしい絵を描いてもらうのは当然のこと、デザイナーさんにも素晴らしいデザインで装丁を彩ってもらわなければいけないと。
そういう意味では、デザイナーさんは整形外科医……はさすがに怒られるので、プロのメイクさんと思ってもらえばいいですかね。
素のいいイラストに、いい感じにお化粧して、はじめて商品として成立すると、そういうわけですね。
で、ここで冒頭の「古傷」に戻るわけですが(長い)。
編集者って、だいたい皆、オシャレなデザインに憧れがちなんですよ!
(俺は違う(キリッ、って人がいたら決めつけごめんなさい)
ついつい、凝ったデザイン、オシャレでクールなデザインってやつに惹かれてしまうんですね。
その結果どうなるか。まあだいたい爆死しますよね。
たまに奇跡的に売れる作品もありますが、ことラノベでいうと、ほぼ爆死です。あー、つらいつらい。古傷アタタタ。
※ちなみにデザイン云々以前では?というご指摘は全力でスルーします。させてくださいお願いします。
そして、デザイナーさんも根源的にオシャレに憧れがあります。(断言)
じゃないとデザイナーやってないですよ。(ひどい決めつけ)
つまり?
オシャデザ魔に耐性のない新人ラノベ編集と、新人デザイナー氏が組むとどうなるか?が今巻の話です。
川岸先生が軽妙な筆致で書いてくださってますので、ぜひ編集&デザイナーあるあるとして読んでもらえればと思います!
さて、毎度恒例のモノクロピックアップですよ〜!
■「こうなったら大ナタを振るうしかないね!」
編集長の大ナタ! による編集とりかえばや物語。まあ、ありがちです。
■「祓いたまえ、清めたまえなんよ」
オシャデザ魔を祓う巫女・井端。オシャデザ退散!!!
■「小山内……貴様……」
勝手に印税アップしちゃった小山内に、編集長、怒髪!! 印税は下手に触れちゃあかんのです。マジで。
ということで、デザイン以外にも色々と盛った内容になっております。
今回もブラックな笑いがノンストップな『編集長殺し4』は、明日18日より全国書店さまで発売開始です。
応援よろしくお願いします〜!(^^)/
PS.
本作とはまったく全然なんの関係もないのですが、これも紹介しとけって天啓があったのでお知らせしますね。
爆死ヶ淵やみ紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=CSn_zmLbEXk
8年目がしんどいって、地味にリアルすぎていやぁあ