「編集長殺し3」本日発売! その新人、絶版回収レベルにつき――?
どうもどうも〜、編集(岩)です。
本日8/17、「編集長殺し3」が発売です!!!
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「一巻打ち切りどころか、絶版回収レベルの新入りね」私にできた初めての後輩、小山内桐葉さん。けれど編集長以下、皆さんの評価は大変厳しいです。憎めない元気な子だと思うのですが……とはいえ、私も人の心配をしている場合ではありません。何せ今も目の前で、お怒りの方が。「あの誤字脱字野郎、ふざけやがって……。もし直接会ったら、小指をトルツメしてやろうかな」校正用語を物騒に使わないでください!――ちょっぴり過激な校正者の山田さん他、個性派メンバーが盛りだくさん! ますます賑やかな編集部るぽラノベ第3弾!
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1巻で出し逃げかと思っていた企画ですが、気が付けばもう3巻っていうね!
今回はなんといっても、前巻で登場した新人・小山内の大暴れっぷりがポイントです!
恐怖のロリ編集長を飛び越え、代表取締役社長に呼び出しをうけますからね。
ナニやらかしたんだこいつ。
もちろんフィクションですよ?
ただ、元ネタはあるんだろうな〜そうなんだろうな〜(棒
美少女にしたら憎めないキャラになるかな、と思ったんですが割と憎めましたね!
でもきっと皆さん、学校や職場にこういう子は一人はいると思うんで「あ〜」ってなるんじゃないでしょうか。
(自分がそう思われてないか気を付けましょうね!)
他にも、ホットでキッチュなキャラクターがたくさん登場しますよ!
☆校正者の山田さん
タンクトップにライダージャケットのべらんめえお姉さん。
編集者的に共感性がハンパない名言をばしばし出してくれます。控えめに言って好き。
「この作家さん、同じ表現が多すぎじゃね? ソファーに身を投げ出しすぎ」
「どんなにスケジュールがタイトになってたって、“ー(伸ばし棒)”が”―(ダーシ)”になってたり、”口(くち)”が”ロ(ろ)”になったり”エ(え)”が”工(こう)”だったりしねーだろ!」
「そもそも誤字脱字野郎って、自分が間違えねえと思って書いてるんだよな」
「一文が長いし、難しい漢字を使いすぎ。これ文章が下手に見える典型だぞ」
ぜひ、作家さんにも我が身を振り返っていただきたいですね(笑。
☆天狗になる木村さん
作家は売れると必ず天狗になる!
1巻が順調なすべりだしの木村さんもさっそく天狗に!
ところで、世の作家天狗は以下の分類にわけられるそうですよ。
河童まじっとるやんけ!
というのはさておき、できれば善の天狗、ダメでも早天狗くらいを目指して頂きたいですね。
木村さんは……たぶん酔いどれ天狗ですね!(ない)
そのほか、締切交渉で子供の運動会を持ち出してくる(卑怯)印刷所の三上さんなど、まだまだ個性派がずらり☆
こんな人たちのがんばりでラノベはできているんですねえ。。。(しみじみ)
ラノベ業界のリアル黙示録にして、お仕事ものの極北、
「編集長殺し3」は本日より全国書店さまにて発売中です!
ぜひ応援してくださいね〜!(^^岩)