経済異能クライムシリーズ第二弾!!
『マイダスタッチ2 〜内閣府超常経済犯罪対策課〜』
が好評発売中です!
マイダスタッチとは――!
経済的不況の中で苦しむ人々が得た、新しい能力のこと。
お金に関する異能力を発言し、かつて体験した苦況の傷が深ければ深いほど、強い能力を発現すると言われています。
例えば
「触れたお金を爆発させる能力(※金額によって威力が上がる)」
「預金残高に従って身体能力があがる」
「お金の返済が滞った人間が死に至る」
などなど。能力の種類も威力もピンからキリまでです。
マイダスタッチを悪用して超常経済犯罪が多発する中で結成された「APES」という犯罪捜査チーム。
そんな捜査の前線が舞台のお話です。
今回も、ドケチな水町袈裟郎と財閥令嬢の女子高生・一万田こがねの凸凹コンビが経済犯罪相手に大活躍!
一万田こがね
水町袈裟郎
袈裟郎なんかは「預金残高の分だけ、対象の時間を止めることができる」という強力な能力を持っているのに、一応公務員ということで、ロクに予算もおりず、大して能力を使うことができないという制約を抱えて戦うはめに。
※これは作中でチェーンソーの時間を止めているシーン。
二人は、こがねが持つ「自分の使ったお金の行く先が見える」という能力を駆使して、犯罪者たちを追い詰めるべく、日々奔走しているのであります。
そして彼らを支えるエイプスの面々も、大活躍。
レジーナ・若槻
祖母がロシアのスパイだったという凄腕ハッカー。
渋澤敬三
元マル暴のやり手刑事。
二人とも、マイダスタッチは持たないものの、持ち前のスキルを活かして犯罪者たちに立ち向かっていきます。
そして今回は、富豪だけが罹患するという奇妙な病を発端に日本経済界の危機が訪れます。
キーワードは「自由貨幣」。
かの有名な経済学者、シルビオ・ゲゼルが提唱したという、経年劣化する貨幣が今回の事件にどう絡むのか――。
異能アクションとしても、そして経済豆知識の入り口としてもお楽しみいただける本シリーズ。
是非とも今回もお楽しみください!